言動がいちいち気になって、すぐ謝って、何を言いたいんだかわからない。問い詰めたらますます困るもんだから、さてどうする?
ヘンだと思われたらいけない、失礼なことをしてはいけない、自分だけ目立ってしまったら居ても立っても居られない、人前で発言するなんて針の上のむしろみたいで死にそう、どうしようどうしようどうしようどうしよう!!!!!
っていうふうに、人にどう見られているか、とにかく気になって仕方ない人もいる。過敏な時もあれば、慣れた人同士ではそれほどその特性が出ないこともある。
ご本人もしんどいと思う。あれこれ考えすぎちゃって、結局何が本質なんだかわかんないわけだから。困ったものよねえ。
でもそういう傾向の人たち、うんうんって聞くことがやっぱり大事。聞いているよ、最後まで聞くよ、ヘンだなんて思ってないよ、という安心させる環境づくりが必要なんだよね。
それで、問い詰めるっていうより、それってどういうこと?って具体的に掘り下げるような質問をしたら、それなりに言葉を探しながら話してくれる。
そう、そうやって自分なりに人前でしどろもどろになっても言葉を探す、言ってみる努力をしてみる経験も欠かせない。
言えなければ、「忘れました」「知りません」ですべてシャットアウトしてしまうから。それって、安易にリセットしてるから、もったいない!!
何かキーワードを言えたら、相手が話して引き出してくれたり、思い出させてくれたりすることだってある。会話のキャッチボールが続けられるのだ。
あれこれ言いすぎず、聴く。じっと聞く。
聞くことの難しさ、大切さは実に侮れない。