フルタイムではたらきたい、カラダがもたないから困難、めずらしくない。
はたらきたい、収入を得たい、家の外で必要とされる場がほしい、社会復帰したい。
はたらきたい気持ちは人それぞれ。健康に生活できる範囲内ではたらけるのが一番いい。
とはいえ、求人検索をすると、やってみたい仕事は条件が合わないことがしばしばある。資格、経験の問題ではなく、時間が長すぎるという場合だ。
週5日・トータル40時間もはたらくのは難しいっていう人、かなりいる。フルタイム・正社員だとそのくらい求められるのだけれど、カラダ・気持ちが持たない人って実はめずらしくないかもしれない。この頃よくそう思う。
20代で肝炎発症、入院を経て服薬しながら生活ができる。でも困りごとは疲れやすい、自覚症状はない。難病指定でもない、障がい者でもない、配慮を申し出るとさぼりたい人みたいになってしまう。我慢してしまう、いざというときからだが辛くて思うように動かなくなる。そうすると休まざるをえない、休みが続くと申し訳ない、いつ来るかわからなくなるとシフトが組めない、辞めざるをえなくなる…
わたしの妹のことだ。カラダはつらくても、繁忙期は出たいし店のことはしっかりやりたい、休まなければカラダはどんどんつらくなる、いざという時休もうとしたら誰も交替できず休めない…。こういうことは、めずらしくないと思う。
カラダ・気持ちの不調を申し出ると、さぼりたい人、弱気な人、やる気ない人みたいな、ネガティブな人にならざるを得ないなんて。そりゃ言えないよなあ。もっとおおらかになって、受け入れてほしいこと、いっぱいある。
そもそもフルタイムの条件、時間が長すぎる。そんなにはたらける人、今の日本にどのくらいいるんだろう?そんなに長時間はたらかないと、ダメなの?フルタイムだって、日中ぼんやりして何がはかどったかわからん人、いっぱいいるじゃない。会議だっていうけど、座ってるだけの人だっていーっぱいいるのを知っている(笑)
カラダ・気持ちに不調が伴う人について、はたらきやすくなるように、働く時間の柔軟性を持たせる、世の中の人がもっとおおらかになることを推奨したい。