貧困スパイラル。家庭環境の何がポイントに?
就労移行支援の立場として、ワークショップに参加してきた。
近しい支援をする行政・支援機関・NPO・民間企業、
いろいろな参加者がいてとても新鮮だった。
若者の貧困スパイラル、何がファクターなんだろうか。
経験に基づく事例を作って検討した。
それぞれの立場の人がよくある傾向、
モデルタイプを提示して、紹介し合った。
家庭環境っていうことは共通していた。
その具体的な話は、
・幼少、小学生時代に孤独・寂しさを経験
・親が忙しい・子供に構えていない
・母子家庭・父子家庭
・子どもに発達障害の傾向があって困難・生きづらさがある
・親のパターンを子が繰り返す
特にひっかかるのは、「寂しさ」。
甘えたい時期、かまってほしい時期に満たされていないと、
後になってもずっと満たされないってこと。
寂しさ故に、善悪の判断つかずに人について行ってしまう、
騙されてしまう・流されてしまう、
意志なくやってしまう。
寂しさを解消したくてやるけれど、寂しさがかえって増すことさえある。
なんだろう、世の中にはたくさんの楽しいこと、
にぎやかな場所があるのに、
満たされずに寂しさを抱えている子どもがいる。
そのまま大人になってしまう人もいる。
もっと人の話を聞いてほしい。
子どもの話に耳を傾けてほしい。
大人の都合だけで子どもを寂しくしないで。
家庭に大人がいるのに寂しくなる、空虚な家庭にしないで。
人を愛して。