伝えるお仕事、ときどきインドネシア語

伝えるお仕事として、広報企画・制作・集計を出版社での経験をもとに手掛けている岡山市在住41歳。就労移行支援事業所で、特に精神障がいをお持ちの方の就職活動と伝える力をつける支援、企業へ障がい者雇用の橋渡しに携わる。大学時代にインドネシア・バリに1年間滞在、ときどきインドネシア語のお手伝いも。ヒトの成長・変化の観察レポートもときどき。

台風の嵐が来る前、普遍的なこと。

こんばんは。

2018年は台風の襲来が多いです。

避けられない自然現象、しっかり備えて対処するほかありません。

 

7月上旬の西日本豪雨災害の後、何度となく台風が来て、

予定中止を余儀なくされた。

哀しいかな、そういう年周りと理解しましょう。

 

大切なのは台風が来ても、インフラが破綻しないこと、

破綻してもすぐ復旧できること、

 

そして少々のことがあっても、しっかりと備えて対処できること。

 

水害の後、岡山人として初めて防災持ち出しグッズを揃えました。

まだ持ち出し万全になっていないけれど、あれこれ必要なものを調べ、

あーこんなに必要なものがあるんだと知りました。

遅いかもしれませんが、気が付いた時がスタート時期です。

 

まだまだ何もしてない!という方は、今からでもいいので

避難する場合に持ち出すものをちょっと調べて、

調達してバッグに詰め込んでおきましょう。

 

備えあれば憂いなし、です。

色味の効果。紫色はそこじゃまずい

HPをリニューアル、画面のチェックをした。

雰囲気が変わってワクワクする。

 

本文ばかりを追って、スルーしがちなデザイン背景。

言いにくくて、まあいっか!となったり、

うまく伝えられなかったり。

 

今回は「就労移行支援」、つまり「就職活動」、

これから未来に向けて前向きに積極的に進んでいくという

大きなコンセプトがある。

そこで紫色が目立つ背景をつかわれちゃうと、

逆効果になってしまう。

 

本文のいい内容に対し、うそっぽく見えてしまう。

 

紫色はネガティブさ、暗さ・重さ、慎重さ、

神秘的、高貴などのいろいろな意味合い・イメージが伴う。

 

せっかくなら、オレンジを基調に、

学びたい気持ち・意欲を促す色、フレンドリーな感じ、

明るく前向きな感じを前面に出してほしかったな。

 

あっという間に色の指摘は受け入れていただき、

さらに素敵なHPに近づいている。

たのしみだ

 

わからないことは怖い!から雇用したくない!?

障がい者雇用についての関係者勉強会でした。

どの支援機関も行政も、いいエピソードや事例、困ってる課題ってある。

 

企業に障がいをお持ちの方の就労について、お問い合わせをすると

対応はさまざま。

冷たい返答がとても多い。

いちいちへこたれていては、進まない。

 

どんな障がいかわからない、

障がい者と接したことがないからわからない、

受け入れできるかわからない、

できること・できないことがわからない、

どこにどう相談していいかわからない

わからないことがわからない……

でお断りされる。

 

つまり、わからないことは怖い!リスク!で

思考停止して雇用しない、受け入れない。

よくある残念な思考パターンだ。

 

どの人も一生懸命で、働いて社会の一員になって、

堂々と生きたい!って願ってる。

どうか見学だけでもまずは受け入れて、話を聞いてほしい。

思考停止はやめてほしい。

台湾からの旅行者、行きたい場所を尋ねるには!?

仕事で訪問先に行った帰り、

信号待ちをしていると紙をもって近寄ってくる女性がいる。

アンケート依頼かな、断るのがめんどくさいな、

と思っていたら…

 

西大寺巴士中心

Okayama-shi Higashi-ku Saidaijikami…… 」

って書いてある!

 

で、じっと私の方を見て、

「すみません…」と言ってくる。

 

あー、台湾からの旅行者で西大寺バスセンターに行きたいんだ、

がんばって道を尋ねてるんだとわかった。

 

実はこの周囲、不慣れなのですぐわからなくて、

スマホで調べても電波がイマイチよくなくて。

急いでいると小さな不都合、よくある。

 

ちょうどコンビニの前だったので、一緒に店内に行くことにした。

英語はちょっと話せるっていうから、すぐにっこりしてくれた。

父母と一緒に大きな荷物を引いてついてきてくれた。

 

店員さんに聞いたら、すぐ近くで、次の交差点を右に曲がったらすぐよ!とジェスチャー付きで岡山弁で説明してくれた。

それでどうやらわかったらしく、

キャーっていう感じで喜んでくれて。

 

大丈夫です!っていうことになったので、

「気をつけてね!」って私から言うと、

母子揃って「ありがとうございます」と繰り返し言って

手を振って笑顔で別れた。

 

いろいろな人に出会う、楽しい旅を続けているんだろうな。

ちょっとした度胸がいる質問、がんばって積み重ねて、

岡山をENJOYして、そして何回も来てほしいなあ。

 

 

リアルに体験を!WEBで知ったつもりではもったいない!

支援員「週末は何をして過ごすのですか?」

利用者「音楽を聴いて、YouTubeをみます。特に出かけません…」

 

という会話は実は珍しくない。

自宅でゆっくり過ごす、好きなものに触れて楽しむのも

いい選択肢だと思う。

 

とてもお手軽にWEBで音楽ライブ、スポーツ、お笑いのステージ、

などあらゆるジャンルがお気軽に見て、

知ったような気になれる時代がやってきた。

 

とはいえ、スマホの小さな画面で見る経験、

どのくらい印象に残るでしょうか?

あなたに呼びかけてくれるでしょうか??

 

知ったつもりになるより、

もっとリアルに体験してほしいです!!!!

 

リアル体験から得られること、WEBの数万倍(検証中!?)、

現場の臨場感とか、

肌で感じる雰囲気、

触れてみるとか尋ねてみる機会、

身近にあるのでぜひ出かけて行ってほしい。

 

というのも、やはり若い人の経験不足、

失敗を恐れる気持ち、未知を反射的に避ける態度…

とっても残念に思ってます。

失敗もないし、評価されることもないし、なんともないことなのに

ダメとか自分は違うと決めて向き合わない。

かといって、WEBではちらっと見て、知ったかぶり。

それじゃ知ってるうちに入らない気がします。

 

WEBで得られる情報はあくまで二次的な補足情報、

導入の情報であることが多いから、うまく利用すればいい。

あとはライブにいく、試合観戦に行く、スポーツ体験をする、

イベント会場へ行く…

無料でできることもいっぱいあるので、

体験だけでもぜひ増やしてほしいな。

 

WEBで知ったつもりではもったいない!

ブラインドサッカー、公式戦デビュー!

9月17日、ブラインドサッカーの公式試合に初参戦した。

「ガイド」という、攻める側のゴール裏に立ち、

味方がシュートするのを声で指示する役だ。

 

ブラインドサッカー、視覚障がいをお持ちの方・晴眼者がともにアイマスクを着用して見えない状態でフィールドプレーヤーがプレーする。

音が鳴るボールを聞き、ガイド・ゴールキーパー・コート外の監督が見える状態で声掛けを必死で聞き、ボールを追う。

実に不思議な競技で、レベルが上がると、

見えてるんだか・見えてないんだか、絶妙なプレーが見ごたえがある。

 

そんな競技に、広報だけじゃなくて、選手として出ることにした。

気が付いたら、私がやるしかないんじゃ!?と思ったから。

そう思ったら早くて、どんどんやろう!と邁進できた。

 

試合に出て審判に指導されて、しまった!!ということも。

何よりも心配していた、声が通っていた!とか。

よくわからんなりに頑張った!

 

やってみて得られることはたくさんあった。

何かをはじめてやるまでのファーストステップ、

いや、超えてない人にとってはファーストマウンテンかもしれないけれど、

やってみることの大切さを伝えていきたい。

 

 

ありがとう、岡山デビルバスターズの仲間たち。

大会運営・対戦したチームの皆様、協会の皆様。

次はもっと強くなってのぞみます。

web.gekisaka.jp

そろそろやめよう。自分の言ってることをわかってくれない!と顧みない残念さ。

対面で人に伝える・コミュニケーションをとるには

相手の立場、理解状況、表情をみながら、

進めていくものだ。

 

頭ではわかっている。

 

でも、なぜか繰り返されるのは、

「前も言ったでしょ!何回言わせるの?」

「どうしてわからないの?わからないなら、わからないと言ってよ」

「メモとらないの?取ってないからでしょ」

「わかったふりしてたの?」

「見せたでしょ!あれ!」

 

相手がわからない、理解できていないことってよくある。

勘違いしていることもよくあるし。

そもそも相手がキャッチできる伝え方じゃない場合もある。

 

「キャッチできる使え方ではない」ことをしているんじゃないか?と

自分のことを顧みる人、どれくらいいるだろう?

某企業で働いていたときは少なくとも皆無に等しかった。

相手がバカだと言わんばかりの態度の人ばかりだった。

 

丁寧にたくさんの言葉を並べて説明して、やっと伝わることもある。

たくさん言いすぎると、オーバーフローしてる人もいるから、

短く切って、少しずつ伝えるのを好む人もいる。

書面にして、それをもとに話せばわかりやすい人もいる。

見えないので、見えている情報を補って具体的に情景も含めて説明して安心感を得られる人もいる。

聞きながら書くことが苦手な人もいるから、メモを取ることを強要しすぎてもよくない。書けるようにオウム返しをするタイミングをとれば案外クリアできる。

 

そろそろやめてください。

自分の伝え方が100%正しい!って思っている傲慢さは

時代遅れで独りよがりだってこと。