伝えるお仕事、ときどきインドネシア語

伝えるお仕事として、広報企画・制作・集計を出版社での経験をもとに手掛けている岡山市在住41歳。就労移行支援事業所で、特に精神障がいをお持ちの方の就職活動と伝える力をつける支援、企業へ障がい者雇用の橋渡しに携わる。大学時代にインドネシア・バリに1年間滞在、ときどきインドネシア語のお手伝いも。ヒトの成長・変化の観察レポートもときどき。

1か月半眠ったままだった祖母を見送る

けっきょく祖母は約1.5か月、脳梗塞で眠ったままだった。

ぱたっと眠り始めて、1週間後くらいに時々目を開けてきょろきょろするように意識がもどった。話す、動くことは自力では難しくなっていた。ちょっと目を開けては、また眠り、眠り、時々目を開けていた。

 

眠り姫みたいだった。すーすーと穏やかな寝息で、身体をほとんど動かすこともなく、じっとしたまま。もうすぐ99歳になる眠り姫だった。

 

8月2日、22時22分、両親と兄が到着して見届けた時刻を旅立ちの時刻として記録された。2がならんている。そうだ、祖母は八白土星、二黒土星の特性も持ち合わせた人柄で、やっぱり8と2を持っていくことになったのだろうなとふと思った。

 

なんだかまだ眠っているだけんじゃないかと思うくらい穏やかな表情で。イマイチ実感がないのだけれど、あと2日間で旅立ちを送ることになる。新たな旅立ち、次のステージを祖母に迎えてもらいたい。