伝えるお仕事、ときどきインドネシア語

伝えるお仕事として、広報企画・制作・集計を出版社での経験をもとに手掛けている岡山市在住41歳。就労移行支援事業所で、特に精神障がいをお持ちの方の就職活動と伝える力をつける支援、企業側へ障がい者雇用の橋渡しに携わる。大学時代にインドネシア・バリに1年間滞在、ときどきインドネシア語のお手伝いも。ヒトの成長・変化の観察レポートもときどき。

スキルや資格じゃなくて、まっすぐに好きな気持ちがいい仕事になる。

 

就労移行支援のお仕事で、利用者(福祉サービスを利用して就職活動をしている、障がいをお持ちの方)と一緒に職場見学に行った。

求人に応募の前段階、求人有無にかかわらず仕事って何か?を知る段階として、弁当店にお邪魔して、調理場・売り場を見ながらお店の方の話をうかがった。

 

だいたいどこに見学に行っても、慣れた見学先はないので、相手が「どんな人たちが来るのだろう?障がい者ってどんな障害の人が来るのだろう?」と構えていることが一般的だ。それは仕方ないことだし、電話やメールでお伝えしたところで、病名・疾患名・症状を知らせたところで正確に把握できるものでもない。

申し訳ないけれど事前に個人情報をさらしすぎることもできないので、ざっくりとお知らせして、聞かれたことには答えて、のぞむようにしている。

 

今日お会いした方は、店の想いをたっぷり話してくれた。おかず一つ一つに込められた思い、店のレイアウト、売り場の陳列などすべてがお客様に楽しく選んでお買物をして、食事を楽しんでいただけることを考えて成り立っていた。ここまでストレートに語られると、唐揚げ、煮魚、白和え、おにぎり、彩のパセリもすべて愛おしく思えてしまう。手作りの良さって、こういうことだなって実感できる。

 

職場の人たちも感じがよく、作業しながらちらちらと見せてくださり、自然な感じでご対応くださったのがとても心地よく、日頃からいい雰囲気なんだなあということが伝わってきた。仕事って、仕事内容そのものだけでなく、一緒に働く仲間にも左右されるから、その場の人が作る雰囲気ってとっても重要、要チェックポイントだ。

 

調理の仕事とはいえ、ここではスキルや資格は特に必要ないという。お客様がおいしい!と喜んでくれることがすべて。自分がおいしいと思うものを一方的に提供するだけではない。だから、料理が好きだ!、きれいに盛り付けることを極めたい!、おいしいものを作る・食べるのが趣味だ!というまっすぐに好きな気持ちの人が、いい仕事をするという。気持ちって大事何だと再確認した。

 

資格があるけどいかせるか不明、●●しかできません、週20時間も働けるか心配…働くにはいろいろな心配・不安がつきもの。条件よりも、やっぱり気持ちファーストだ。気持ちからスタートだ。