歴史を知り、成り立ちに感謝する。
視覚障がい者の方が当事者として、学校で授業をされるという場に同席した。
初めて聞くこと、なんとなく聞いていたことの詳細など、
聴講して「はっ」とすることがたくさんあった。
さすが!とうならせるトピックがしっかりそろっていた。
その中でも、感動したのは、
現在当然のようにあるものの歴史。
どうやって生まれたか、スタートしたか、
そして苦難の時期を経て現在にいたったのか。
知れば知るほどに、いとおしく、ありがたく感じられる。
などなど、意外と最近なんだ!長いんだ!とか知ると、
とにかくワクワクする。
ブラインドサッカーは1970年代スタートとされ、
日本に入ってきたのは2000年過ぎて韓国から。
たった20年足らずで、それなりに知名度のあるパラスポーツに成長している。
関わってきた人、成長させた人がいるから、
現在の形があるんだなと尊く思える。
今当たり前にある物事の歴史、成り立ちを知ることで、
現在それらをつかえる・楽しめることにとても感激し、感謝できる。
伝統や歴史を無批判に継承するだけなのは懐疑的だが、
振り返ってみて変遷してないことはめずらしく、
時代ごとの風潮・影響を受けてきた。
歴史を知るっていうことは、感謝するということに近しい。
既存のものごとに視点を変えて感謝することと言える。