インドネシア独立記念日、日本人はどう過ごす?
祝日だ。
日本にはない祝日、2001年に滞在していたとき、どう過ごしたらよいか?ずいぶん考えた。
宗教行事であれば、別の宗教のお客様、参与観察者、研究者として、
入ることにあまり抵抗はなかった。
独立記念日、歴史をさかのぼれば日本人である私に、
侵略したという国をかけての事実がのしかかっていた。
それまで楽しく過ごしていたインドネシア人の友達に、
どどど、どうしよう、態度変わっちゃうだろうか?とかなり心配した。
その日は外にいられないくらい、やばいのじゃないか?とか。
しかし、事前にリサーチした。
独立記念日ってどんな日?と聞くと、
Ramei,ikut saja!!
(にぎやかよ、行ってみましょ。行けば分かるよ)
といったコメントばかり。
半ば祭りでもあるかのようだ。
誰も「来るな!」なんて拒まず、
むしろ「おいで!」って言われる。
当時の私には、??????だった。
当日を迎え、午前中は行政での式典が行われているようだった。
その後、広場や各所で祭りのような雰囲気だった。
いや、これは祭りだった。
夜まで続き、夜には影絵(wayang kulit)の上映まであった。
よそ者だけど誰も拒まず、受け入れるやさしいインドネシア人。
さらに大好きになった。
そして歴史をさらに学び、ずっと慕ってくれていることを改めて知り、ますます大好きになったことは言うまでもない。