仕事がていねいで喜ばれるとは、こんなことだった。
仕事がていねいで、本当に喜べるサービスに今日は出会えた。
ああ、こんなことまで考えてやってくれるんだ!
と思うと、お金を支払うとしても、納得いく。
いや、もう少し払ってもよかったと思った。
仕事靴2足分の補正のため、靴の修理・磨きの店を訪ねた。
状況をさっと判断して、修理方針をささっと知らせてくれた。
値段もきちんと提示し、作業後の追加請求もないという。
職人で慣れてるんだなーと思った。
仕上がり時間を確認したら、14時頃といわれ、
ビミョーだったのでまた別日に取りに来たいと言って離れた。
季節柄すぐはかなくてもいい、急がない靴だった。
ゆっくり仕上がりを待とうというつもりだった。
すると11時過ぎころ、電話で、12時過ぎには仕上がるから取りに来てもらえますか?
とお知らせをいただいた。
え、もうできるんですか!?ってびっくりする。
なんと、
なかなかお忙しい様子だったから、今日早めにできた方がいいと思って、
仕上げているところでした。まだ近くですか?
とは、なんとうれしい連絡を。
では、12時過ぎにはまだ近くにいますので、うかがいます。
お店につくと、あと少しで終わるタイミングだった。
補正だけでなく、表面の汚れもきれいにしてくださり、
見違えるようになっていた。
あー、お願いしてよかった。
既定のサービス以上のことをするというのはこういうことだ。
しかも無償でさりげなくやってくれる。
仕事が丁寧で喜ばれるって、こういうさりげない気づかいの積み重ねなんだ。